本文へスキップ
yt-dlp

yt-dlp で YouTube を MP3 に

YouTube の動画を、タグとカバー画像の付いた MP3 に変える yt-dlp コマンドを組み立てます。

任意です。空のままにするとコマンドは URL で終わるので、あとから自分で埋められます。

あなたのコマンド

yt-dlp -x --audio-format mp3 --audio-quality 0 --no-playlist --embed-thumbnail --embed-metadata -o '%(artist,uploader)s - %(title)s.%(ext)s' 'https://www.youtube.com/watch?v=dQw4w9WgXcQ'
基本

音声のみを選ぶと音声トラックを取り出し、映像は捨てます。

動画と画質

高さの上限を決めます。yt-dlp はその上限以下で最良のストリームを選びます。

分かれている映像と音声のストリームを結合して入れるファイル形式です。

詳細オプション(3)

画質のプルダウンを上書きします。format の書き方をすでに知っている人向けです。

再エンコードせず入れ直すだけです。速く、劣化もありません。

映像を再エンコードします。遅く、劣化もします —— remux で足りないときだけ使ってください。

音声

音声を変換する先のファイル形式です。

VBR はサイズと品質の比がいちばん良く、固定 bitrate はサイズが読みやすいです。

字幕

埋め込みは字幕を動画の中に入れ、保存は隣に別の .srt ファイルを書き出します。

カンマ区切りで指定します。利用できる全言語が欲しいときは all と書きます。

再生リストとチャンネル

URL が動画と再生リストの両方に属している場合の動作です。

範囲もリストも使えます。たとえば 1-10,15、あるいは末尾から 1 つ飛ばしで取る -5::2 など。

詳細オプション(1)

ダウンロード済みの項目を記録するので、再実行時にはそれらを飛ばします。チャンネルを同期させ続ける方法がこれです。

区間とチャプター
詳細オプション(2)

*00:01:30-00:03:00 のような時間範囲、またはチャプター名です。先頭のアスタリスクは時刻であることを示します。

メタデータとカバー画像
詳細オプション(3)
SponsorBlock

SponsorBlock のデータをもとに、コミュニティが印を付けた区間をファイルから切り取ります。

詳細オプション(1)

区間は残したまま印を付けるので、自分で飛ばせます。

ファイルとフォルダ

フィールド名は %(...)s の中に書きます。スラッシュはフォルダを作ります。

詳細オプション(4)

ファイルを書き出す場所です。上のテンプレートと組み合わせるとサブフォルダも作れます。

ファイル名の最大長(文字数)です。

フィルタ
詳細オプション(5)

YYYYMMDD、または now-1month のような相対日付です。

YYYYMMDD、または相対日付です。

これより小さいものは飛ばします。5M、500K などが使えます。

これより大きいものは飛ばします。

停止するまでにダウンロードするファイル数です。

ネットワーク

たとえば 2M や 500K。残りの帯域を他のことに使いたいときに役立ちます。

詳細オプション(5)

分割されたストリームを速くします。まずは 4 くらいが妥当です。

失敗した部分を何回やり直すか。infinite も指定できます。

HTTP・HTTPS・SOCKS proxy の URL です。

リクエストを実際のブラウザからのものに見せます。突然 403 が出たときの定番の対処です。

ログインと cookies

ログイン中のセッションを直接読みます。非公開・年齢制限・メンバー限定のコンテンツには必要です。

詳細オプション(1)

ブラウザから書き出した Netscape 形式の cookies.txt です。

ライブ配信
詳細オプション(2)

予定されている配信が始まるまで問い合わせ続けます。MIN-MAX は確認の間隔(秒)です。

回避策
詳細オプション(3)

非推奨で、--add-headers に置き換わりました。古い解説記事がまだ多く使っているので残してあります。

非推奨で、--add-headers に置き換わりました。

サイトごとの専用オプションです。たとえば youtube:player_client=web。

出力とデバッグ
詳細オプション(2)
リセット

使える MP3 を得るために

音声の抽出は変換なので ffmpeg が必須です —— 入れたばかりの環境でコマンドが失敗する理由はこれです。最良(VBR)が正しい既定値です:サイズと品質の比がいちばん良く、固定 bitrate を上げても、元になかった品質は増えません。

カバー画像とメタデータは、名前のないファイルが詰まったフォルダを、音楽プレイヤーが整理できるものに変えます。ここのテンプレートはアーティストを先に置き、タグにアーティストがなければ投稿者名で代用します。

よくある質問

MP3 の品質はどれを選ぶべき?
ほとんどの場合は最良(VBR)—— サイズと品質の比がいちばん良いからです。320 kbps が意味を持つのは、後の工程が固定 bitrate を要求する場合だけです。どちらも元になかった品質を足しはしません。
MP3 の抽出が失敗するのはなぜ?
音声の変換には ffmpeg が必要です。入れてから ffmpeg -version で確認してください。
VBR と固定 bitrate、どちら?
VBR は必要なところにビットを使うので、同じ聞こえ方でサイズが小さくなります。固定 bitrate は機器やソフトが要求する場合にだけ使ってください。
再生リスト全体を MP3 に変換できますか?
できます —— 音声出力と再生リスト全体モードの組み合わせです。記録ファイルも足せば、再実行で変換をやり直しません。